
こんにちは!ツバサです!
8/26の速報でモデルナ製ワクチンに異物混入の報道がありました。
メーカーでの製造、製薬会社勤務の経験から異物混入についてどんな影響が出るか考えてみました。
製造・品質上のポイント

大原則として、異物混入はモノを作るメーカーが最も気を付けなければいけないことです。
身体に入れる食品、医薬品については特に異物混入は注意しなければならない品質指標です。
(世界中の工場で異物混入ゼロを目指して努力されています)
今回、異物混入したのはスペインの工場のようですが、医薬品の工場内は搬入される資材、外部からの入場する際のモノの持ち込みは厳しく制限、管理、チェックされているはずです。
そのため、バイトテロのような危険物の混入や毒物になるような薬品の混入の可能性は絶対にありえないはずです。
そんな中、今回確認されてしまった異物混入。
どんな異物なのか情報は出てきていませんが、製造工場内にある資材片か原材料中にあった異物のどちらかと思われます。
どういうルートで混入したかは定かではありませんが、目視で確認できる点も踏まえると注射器で吸えるような細かい異物ではないように思います。
となると…異物を体内に注射できないんじゃなかろうかと…
まとめると…
- 異物はほぼ間違いなく工場で混入したもの。
- 混入した異物は有害なものではない可能性が高い。
- 体内に注射される可能性も高くはない。
健康上の問題

一部報道では、ゴム片の混入とのことで…海外ではゴム片の購入報告があった模様。
パッケージングする際の資材がコンタミしたか、製造設備のパッキン片等がコンタミしたか…が可能性としては考えられますかね~。
とは言え繰り返しにはなりますが、工場内にあるモノが混入したはずなので、基本的には問題ないはず。
有効性についても特定の化合物や極端に有効成分濃度が薄まるようなコンタミではないはずなので問題ないはず。
(最も有効成分が少なくなっていたら出荷判定検査でストップかかっているはず)
異物が注射される可能性の低さを考えると健康被害も恐らく出てこないと予想します。
実際、海外の情報からも異物由来の健康被害は見つからず…
(と言うか副作用の報道が多すぎて見つけられていないかも…)
むしろ最も懸念すべきことは全体の接種普及速度が鈍化すること。
今回の異物混入でモデルナワクチンがストップするので接種率が上がらなくなり、風評被害でファイザーワクチンを接種する人も減ることが予想されます。
接種率が上がらないことには病床ひっ迫が解消されないので、残念ながら現状のマスク生活が長期化する予感。。。
残念ですね~
まとめると…
- 海外でゴム片混入の報告あるが、健康被害報告は見つけられず…
- 工場内で混入した可能性が高いため、健康被害が出る可能性は低い。
- 注射で吸えるよう異物ではなさそうなので、その点からも健康被害は起きなさそう。
- 摂取普及スピードが下がることが予想され、まだまだマスク生活が長くなりそう。。。
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