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ベンチャー企業と大手企業の研究業務の違いまとめ

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ツバサ
ツバサ

こんにちは! ツバサです。

転職して満4ヶ月が経過しました。

ベンチャーの良いところも悪いところも見えてきた4ヶ月

大手企業とベンチャー企業の仕事の難易度の違いをまとめてみました。

この記事を読んでほしい人

  • 研究職の人
  • ベンチャー企業の仕事の大変さが知りたい人
  • 大手企業の仕事の大変さが知りたい人
  • ベンチャー企業への転職に興味がある人
  • 大手企業から転職したい人

ベンチャー企業と大手企業の業務内容の違い

ツバサ
ツバサ

ベンチャーに転職して4ヶ月で感じた業務内容の違いがコチラ!

ベンチャーと大手の研究業務の違いまとめ
  • マンパワーの違い
  • 大手企業からの下請け業務の難易度が異常に高い
  • 試せる実験や検討は全部やる
  • 設備を購入する流れがめちゃくちゃ速い
  • 研究以外の仕事がほとんどない

マンパワーの違い

ツバサ
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まず最初にマンパワーが全然違います。

大手企業に居た時は色々な雑務だったり実験の補助作業を派遣社員さんにお願いできました。

場合によっては実験器具の洗浄とか後片付けも派遣社員さんにお願いしていました(笑)

ベンチャー企業だととにかくマンパワーが不足しているのでHPLCの移動相を調製したり、緩衝液を作製したり…基本全部自分でやるしかないです…

最初、めちゃくちゃ面倒くさく感じて文化の違いにビックリしますが、2ヶ月くらい慣れました。

うまくタスクスケジュールを組まないと準備だけで1日終わってしまいます。注意してください!

大手企業からの下請け業務の難易度が異常に高い

ツバサ
ツバサ

これは声を大にして言いたいですね!

下請け業務って本当に難易度が高いんです!

僕の勤めるベンチャー企業では、大手企業の製品リニューアル検討をしています。

研究委託みたいなイメージですね。

大手の代わりにリニューアルのための開発検討して、リニューアル後には利益の一部をマージンとして受け取るという収益モデルです。

大手企業から大型案件を受注できて凄い!って最初は思ってしまいました。

でもこれって裏を返せば、大手企業の研究開発部が検討した結果、難易度が高くてやりたくないから外注したってことになります。

開発の難易度が高すぎる

商品の品質管理が大変すぎる

単純に大手企業内のリソースでリニューアルできない

どんな理由なのかは存じ上げませんが、大手企業の膨大なリソースを割いても割に合わないという判断の結果、開発を外注した…という流れになっていると考えています。

そういうわけで、目標がめちゃくちゃ高いです。。。

これ…自然法則に反していないか?って思うくらい難しいこと普通に要求してきます(笑)

普通に考えたら絶対できないって思えるような検討をしないといけないのでめちゃくちゃモチベーション保つの難しいです。。。

ツバサ
ツバサ

僕も最近、仕事辞めたくなるくらい実験するのが嫌になってました

とは言え、大手企業なのでめちゃくちゃなことはできないはず

検討した結果、「当初設定された目標が科学的に不可能です」という証明や説明ができれば

大手企業も最終目標の再考はしてくれます。
(コンプラがちゃんとしている企業なら…)

試せる実験や検討は全部やる

ツバサ
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ベンチャーは自社の強みが定まっていないので、とにかく分からないことだらけ。

強みが形成されるまで何でもやる意識が凄い…

ベンチャー企業って大手企業みたいに得意分野や売り先も決まっているわけではありません。

したがって、自社の強みがないため製品1つ開発するにも分からないことだらけ…

ジャストアイディアから論文や特許の再現まで…

やれることは何でも試して技術の基盤を作っていくイメージです。

例えば、漢方薬の抽出方法を検討することになったとしましょう。

大手製薬会社出身の転職者からすれば、過去にいろんな抽出方法は散々検討したことがある。

結果は概ね予想できるけど…みたいな状況、めっちゃあります(笑)

大手企業出身の僕からすれば…

「その検討やったことあるし、絶対うまく行かないんだけどなぁ…」って思っちゃうことも自分以外は全員その事実を知らないので、やらざるを得ないこともあります。

モチベーションは下がりますが、上司を説得(根回し)して回避できそうなら回避できるよう立ち回りましょう。

設備を購入する流れがめちゃくちゃ速い

ツバサ
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ベンチャー企業だと、モノ買うのめちゃくちゃ速いです!

大手企業だと何か備品を購入しようにも承認フローがいくつもあったり、資材部のチェック町の時間もあっていつまでかかるのかな…?って思うこともありました。

しかも固定資産になるような研究機器なんかだと…

事業部で予算取ってもらって、稟議書を作成して、はんこラリーして、事業部の承認もらって、機器選定の報告書提出して、購入業者指定して、搬入も立ち会って…

購入した後も、固定資産登録して、稼働前の安全点検もして…

もうね~面倒くさいんですよ(笑)

そういうのがベンチャー企業だと一切ないです(笑)

これ買っていいですか?→価格は?→50万です→いいよ

以上です(笑)

面倒な承認フローは一切なくなったのでめちゃくちゃ事務手続きが楽になりました。

これは本当にベンチャー企業の特権じゃなかろうかと思います。

研究以外の仕事がほとんどない

ツバサ
ツバサ

ベンチャー企業の醍醐味かもしれません。

大手企業の煩わしい雑務が圧倒的に少ないです。

いきなりですが、大手企業で研究業務していても実際は半分くらいしか研究業務できないです。

安全活動、品質保証対応、営業対応、生産対応、監査対応…

実態はこんなもんなんですよね…

その点、ベンチャー企業だとそういうのはほぼ皆無になります。

本当に出社~終業までずーっと自分の研究テーアの仕事をし続けられます。

大手企業に居る時はこんな雑務の多さに本業のテーマが進捗しなさすぎてやきもきすることもありました。

上司から研究業務以外の仕事振られすぎて、研究業務が進まず上司が困ってしまうこともありました。

仕事を振ったの上司なんですけどね…(笑)

まとめ

如何でしたでしょうか。

今回は、ベンチャー企業と大手企業の業務の違いをまとめてみました。

ベンチャーと大手の研究業務の違いまとめ
  • マンパワーの違い
  • 大手企業からの下請け業務の難易度が異常に高い
  • 試せる実験や検討は全部やる
  • 設備を購入する流れがめちゃくちゃ速い
  • 研究以外の仕事がほとんどない

ベンチャーへの転職を検討サれている方や大手企業の働き方に悩んでいる方は参考になったのではないでしょうか。

ツバサ
ツバサ

最後まで読んで頂いてありがとうございます!

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