
はじめまして! ツバサです。
この記事では、大企業からベンチャー企業に転職した僕が
転職活動する中で感じた事等をカンタンに掲載しています。
そもそも、なぜ転職しようと思ったのか?
まず、どうして転職しようと思ったかをお話します。
結論から申しまして…

実績を正当に評価される組織で働きたい!
順々に経緯をご説明させて頂きます。
新卒で大手企業に入社して4年が経過した2018年のことでした。
おかげさまで上司や社内の関係者からの信頼もして頂きまして、事業部の中でも超大型案件を担当させてもらえることになりました。
具体的に言うと、セブンイレブン向けの製品開発を担当させてもらえることになりました。
営業メンバーと協力して、なんとか採用を勝ち取りました。

これで来年の査定は間違いなくS評価だー!!
超大型案件に対して、40%以上の利益改善にも成功した僕としては、間違いなく人事査定は最高評価のS評価がもらえる!そう思い込んでいました。
そして、3月の人事査定を迎えました。

課長との人事面談でB評価と告げられましたー(泣)
査定評価の理由をカンタンに言うと…
- 本来ならS評価をつけてあげたかった。
- 1つ上の先輩社員が今年、昇格試験を受けるので調整が必要だった。
- 相対評価の都合上、今回の人事査定としてはB評価にした。
面談の場で、上司にすごく謝られながら査定理由を説明されました。
恐らくですが、上司も付けたくてB評価を付けたのではないんだなと思います。
そして同時に僕は思いました。

結局、一生懸命頑張っても正当に評価されないじゃないか…
そうなんです。日系企業の弱点と言えばそれまでなんですが…
若手社員は、年功序列の壁を越えることはできないんです…
そして、僕は決意しました。

正当に評価される組織に環境を変えよう!
こんな感じで、大手企業の弊害?をまざまざと感じてしまい転職活動をスタートさせました。
理系の転職活動ってどんな感じで活動したの?
これも結論から言っちゃいますと…

研究開発職のような技術職、専門職の方はJAC Recruitmentを利用することをオススメします。
僕が調べた限りでは
転職のことを調べていくと、営業職やマーケティング職なんかの体験談は多いような印象でした。
僕はいわゆる研究職、開発職の人間なので少し当てはまらないかなぁ…と感じていました。

どちらかと言うと、「専門職」が正しいカテゴリーかなぁと思いました。
専門職の転職という切り口で調べていくとJAC Recruitmentが良さそうだということが分かりました。
JAC Recruitmentを利用した記事は以下にまとめていますが、大手、外資、ベンチャーといろんな企業を個別に紹介して頂けました。
個別案件別に相談も乗ってくれるので初めての転職でしたが安心して利用できました。
オススメの転職エージェントさんでした!
どうしてベンチャー企業に転職したの?
ベンチャー企業に決めた理由としては…

いろんな企業を紹介してもらって、エージェントにも相談した結果、ベンチャー企業しか転職で問題点を解決できないと感じたからです。
順に説明していきます!
まず、先に記載した通り今回転職しようと思った理由は…
実績を正当に評価されなかった
つまり、僕にとって仕事を正当に評価してもらえる環境であることが転職先に求める最重要条件でした。
そこで…JAC Recruitmentのエージェントさんに日系企業、外資系企業、ベンチャー企業
それぞれの特徴を伺いました。
その中で僕自身が感じたそれぞれの特徴をまとめました。
(あくまで傾向です。全ての企業がこれに当てはまる訳ではないのでその点、ご理解ください)
- 年功序列が強くて若手の頃の評価は正当性に欠ける。
- 年次を重ねることで、将来結果が出せなくても高い報酬は得られる。
- この年功序列が20年後まで続いている保証はない。
- 新卒優遇の思想なので、転職者は将来的に正当な評価を受けられない可能性がある。
- 実力主義で評価の正当性も高い。
- 過剰な実力成果主義のせいで足の引っ張り合いが起きやすい。
- 外資と言えど、日本法人(子会社)なので本部の言いなりになるケースが多い。
- 僕が紹介してもらえた求人の範囲では希望する職種がなかった。
- 評価も含め、自分の成果が会社の業績に直結する。
- 経営者との距離が近いので自分の意見、やり方を通しやすい。
- 社風等も固まっていないので、社内文化を形成する仕事もしなければならない。
- 産休、育休、介護休等の福利厚生制度が整っていない。
評価に納得できず転職しようとしているのに、同じような不当評価になるリスクがある時点で日系企業に転職しても根本解決にならない可能性が高いです。
場合によっては中途採用は外様扱いされるのでさらに不当評価を受けやすい会社に転職してしまうかもしれません。

したがって、基本的に日系企業への転職はないなぁと判断しました。
外資系企業に関しては、評価面に関しては一番納得できるかなと思いました。
ただし、日系大手企業に居た時には問題にならなかった問題で悩みそうな気がしました。。。
(例えば、社員同士の過剰な足の引っ張り合いとか…)
また、転職活動する中で外資系企業の求人情報は数件ですがご紹介頂きました。
印象としては、今までの経験やスキルがそのまま活かせるような感じではなかったです。
サービスエンジニア、技術営業みたいな感じで職種も変わってしまう点が妥協点になるイメージです。
(冷静に考えれば、日本法人で研究開発する方が珍しいのかもしれません)
僕自身の中で異職種に転職するのは納得性が低く感じました。

研究開発の仕事で実績が出せたのに、わざわざ異職種に転職するのも違うかなぁとの判断です。
こんな感じで、日系企業への転職では根本的な問題が解決できないんです。
外資系企業は評価制度に関しては納得できたものの、希望職種がなかったりしたのでトータルでの納得が難しかった。
エージェントさんとも相談を重ねた結果、ベンチャー企業を中心に進めましょうということになりました。
年収100万円UPするためにどんなことをしたの?
最後に皆さんが興味あるであろう、お金の話をしますね。
僕の場合、結果論ではありますが…

年収ベースで100万円UPに成功しました! どやっ!
もちろん運が良かったというのもあるとは思いますが、
僕が転職活動する中で年収を上げるコツがなんとなく分かりました。
僕の中で、転職で年収を上げるためのコツは以下のようなものだと考えています。
- 数字で語れる実績(自分の成果)を事実ベースで面接官に伝える。
- (オファー面談で)希望額の根拠を事実ベースで先方に伝える。
- 面接でネガティブな話に持ち込まない。
まず、実績を話せるようにすべきだと思っています。
特に「数字で語れる実績」が好ましいですね!

僕の場合だと…
コンビニ大手3社全ての商品に開発製品が採用になりました。
概ね売上高としては、合計500㌧/月の仕事を成功させました。
利益率は10%程度の市場ですが、僕が開発した製品が採用になったことで利益率が15%に向上しました。
こんな感じで、具体的な数字で現職での成果を説明できるようにしておくとイイと思います。
理系の転職であっても、自分の担当業務をビジネス的な側面で捉えているアピールは転職市場において評価されるポイントだなぁとはすごく感じました。
仕事内容としては大学の研究室の延長かもしれませんが、
その仕事ひとつにどれくらいのコスト、市場に対するインパクトがあるのかを認識しているか否かでは印象はだいぶ違うと思います。
言い換えれば、この求職者はお金についてシッカリ考えられる人なんだな!という印象を面接官に与えることができます。
これは、足元を見られて低いオファー金額を提示されることも防止できるような印象です。
みなさんも自分の仕事を数字で語れるようにしておきましょう!!!
次に希望年収を根拠に基づいて話せるようにもしておくべきです。

僕の場合だと…
今、現職では500万円頂いております。
有り難い事に経営陣からご評価頂きまして来年度には昇格予定となっております。
昇格後は組合資料を参考にすると550万円見込みとなっております。
こんな風に1年待つことで少なくとも金銭面に限って言えば50万円分の年収UPしないと内定受諾しませんよ~という意思を事実ベースかつ根拠に基づいて伝えています。
注意点としては、必ずオファー面談の時にやるようにしましょう。
最終面接まではあくまで現職同等以上と伝えるのが無難です。
闇雲に1000万円ください!というのは採用する側としても提示する理由がないのです。
しかし、根拠を持って説明できれば採用する側としても検討する材料にはなるので希望額を飲んでくれる可能性も高くなります。

そこでNGと回答があった場合は残念ですが内定を辞退すべきだと僕は思います。
だって金額に満足できていないのに納得できないでしょ?
僕の場合、関西から関東への引っ越しを伴う転職だったので引越し費用も考慮して交渉しました。

- 現職に残った場合の年収推移
- 引っ越し費用
この2点を根拠に希望額を伝えて「交渉」した結果、100万円UPに成功しました。
我ながら大人の交渉をしたなぁと後々、実感しています(笑)
もちろん転職で生じる引っ越し等に関しては、
関西の支店配属にしてもらってから数年後に関東に転勤にしてもらうという作戦もあります。
これだと会社のお金で引っ越しすることになるので、
引越し費用の交渉はできませんが費用負担にはならないでしょう。
あとがき
如何でしたでしょうか?
転職は人それぞれ理由もありますので、最後は個々人の状況に合わせて頂ければと思います。
今回は僕の転職体験を参考にして頂ければと思って記事にしました。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!
他の記事も是非読んでくださいね~♪
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