
こんにちは! ツバサです!
先日、縁あってモンスターエナジーを初めて買いまして…
食品開発者の目線でモンスターエナジーについて思うところ記事にしました。
原材料表示から思うこと

食品開発者あるある!
加工食品の原材料表示を見れば…
どれくらいの原価、どんな設計、どんな製法か見当がつきます。
モンスターエナジーの原材料表示を見たところ…
原材料表示:砂糖類(砂糖、ぶどう糖)、高麗人参エキス、L-カルニチンL-酒石酸塩、塩化Na、ガラナ種子エキス、クエン酸、香料、甘味料(D-リボース、スクラロース)、L-アルギニン、クエン酸、Na、カフェイン、保存料(安息香酸Na)、ナイアシン、着色料(アントシアニン)、イノシトール、V.B6、V.B2、V.B12
まず思うのは、どこまでが食品でどこまでが食品添加物なのかが分からん…
普通、原材料表示って食品原料と食品添加物原料の間にスラッシュが入っているんですが…
スラッシュが書かれていないんですよねぇ~…
僕の見立ての限りで恐縮なんですが…
砂糖類と高麗人参エキス以降は食品添加物原料じゃないかなぁ~と思いました。
添加物って具体的な化合物名で書かないといけないので、L-カルニチンL-酒石酸塩が化合物名とすると、その後ろは全部添加物になるはず。
まぁ酒石酸塩という書き方がNa塩なのかK塩なのか分からないので若干グレーではあるんですが、少なくとも塩化Naは食品添加物ではないかなと思います。「食塩」って書いていないし(笑)
となると、中身は水>>砂糖>>薬品、以上!って感じですね!
ん~…各成分、配合したい量を入れた処方をベースに砂糖と香料で味付け
念の為、保存料を入れて有効成分が酸化したり分解したりしないようにしている感じですね。
そんなに分解しやすい成分が多いようにも思えるので、めちゃくちゃ設計は簡単ですね(笑)
砂糖と添加物を水に溶かして香料を添加しただけの商品って思いました(笑)
ほとんどプロモーションで売上が上がっている商品だと思います。
有効成分の配合量が胡散臭すぎる(笑)

原材料表示の下に有効成分の配合量が書かれていました。
- L-アルギニン 450mg
- D-リボース 444mg
- 高麗人参 300mg
- L-カルニチン 109mg
- カフェイン 140mg
仮に300mg配合の高麗人参が食品原料だとすると…
約450mgずつ配合しているD-リボースとL-アルギニンは、食品添加物であるにも関わらず食品原料である高麗人参の1.5倍くらい配合されていることになります(笑)
全然、添加物じゃねぇぇ(笑)
ほぼ添加物で設計しているのが更に確信的に思えてきました…(笑)
そう考えると、めちゃちゃ大量に香料入っているんだなぁって推定できますよね!
そもそも高麗人参300mgって書いているけど、「高麗人参エキス」でしょ!?(笑)
エキスで配合して設計しているのにわざわざ生の高麗人参を配合している感出してくる感じが更に胡散臭い(笑)
この手の商品ってカフェインを摂取するための商品って認識だったのですが、有効成分の中ではカフェインが一番低いんですね~
多分、日本仕様にする際にカフェインの配合量を下げたんでしょうね~…
ん~…商品設計、配合されている成分、コンセプト…全ての項目について満場一致でもう買わない(笑)
ほぼ食品添加物で組み合わせた砂糖水が通常より高い値段で売っているだけという結論です!
あとがき
如何でしたでしょうか?
というわけで…
ある程度予想はしていましたけどエナジー系のドリンクなんてほぼ添加物と水で出来ていることを改めて実感しました。
今回は初めてモンスターエナジーを買ってみましたが、設計が予想以上に酷かったので僕個人としてはもう買わない予定です。
でも、カフェイン中毒の方もいると思いますので、購入のリンクだけお示しして終わりたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!
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