
こんにちは! ツバサです!
ベンチャー企業に転職して1ヶ月が過ぎました。
初めての転職でしたが、なんとか仕事にも慣れてきました。
1ヶ月働いてみて「労働安全」について感じた内容について、今回は記事にまとめます。

率直に安全意識は皆無だと感じる

いきなりで恐縮ですが
入社して1週間は「恐怖」「危険」を感じてしまいました。
大企業に居た際は、とにかく安全にやってくれ!
と、釘を差して上から言われていました。
危険な作業をする時、久しぶりに行う作業をする時、作業に自信がない時
こんなときはKYと呼ばれる事前作業をしなければいけませんでした。

KYと言うのは「危険予知」のことで
作業を事前に確認して危険な作業等を整理する作業のことです。
実は結構めんどくさいです(笑)
KYをやって、上司の承認を得て、同じ実験室で実験している人に声かけて…
かなり安全配慮された状態で作業なり実験をしていました。
ベンチャー企業だとそういうのは一切ないです!
僕の勤め先だけかもしれませんが、そういう安全活動やシステムはないです。
この作業、ちょっと危ないなぁ~って思った際は
手袋やゴーグル等のいわゆる保護具を買ってもらうなり準備してもらうなりして
自分で自分の身を守る行動をするしかないです。

もちろん、説明すれば保護具は購入してくれます。
ただし、危険作業を説明しても従業員全員に横展開…
とはならず、自分の分だけ買ってもらいました。
危ないなぁと感じた仕事

転職して1ヶ月
同僚の皆さんがやる作業で危ないなぁ
と感じてしまったことがありました。
保護メガネをせずにメタノールを触る
今やっている仕事・実験でHPLCを使っていて
移動相にメタノールが含まれる混合溶媒をしています。
同僚の方、普通にメガネもせずにメスシリンダーでメタノール計ってて
思わず、「怖っ!」って言ってしまいました…
一応、メタノールが危険な化学物質であることは理解しているようですが
大手企業の安全教育を受けていないと意識も希薄になるんだなと感じました。

何かあった際に大事になるので保護具は装着したほうがいいですよ!
とは忠告したんですが、あまり当事者意識はなさそうです…
面倒くさいと思いつつも大手企業で安全教育受けてて良かったなぁ
と感じました。
実験室内で食事・試食・官能評価
食品を扱う場合、研究開発する過程で試食や官能評価を実施するタイミングが発生します。
試作品を実際に喫食して風味や香味、食感等を評価したりする仕事になります。
大手企業では、有機溶媒等の化学物質を使用する実験室と口に入れるものを扱う調理室が分けられていました。
- 毒性物質を口に含まないため
- 試作条件を一定にするため
- 評価結果を安定させるため
- 社外に出すサンプルに異物、有毒物質を混入させないため
転職したベンチャー企業では、喫食したり、デスクワークしたりする居室と実験室を兼ねています。
小さい会社なのでたくさんの実験室を確保できない事情も分かるんですが…
HPLCが動いている横で飲料の試飲を普通に始めててちょっと焦りました(笑)

せめて試食スペースを区切ってもいいかな?
とは思いました(笑)
もうちょっとしたら上司に改善提案しようかなと思います…
安全教育も一切ない

安全教育に限らず、大手企業の時みたいな教育はしてもらえないので
結局、自己防衛しかないんだなという印象ですね!
ベンチャー企業では、教育機会がなくなる…
という話はベンチャー企業に転職してなくなったことという記事にまとめています。
詳しくはこちらを御覧ください。
安全教育をしっかりしてもらえる環境ではないので
個人的に新卒でベンチャー企業への就職はオススメできません!
改めて思いますが
大手企業でしっかり教育を受けてチャレンジしたくなればベンチャー企業も視野に転職するのが理系就職する上ではオススメしたいです!
マジで変な労災に巻き込まれて五体満足の人生を送れなくなる可能性もあるので…
あとがき
如何でしたでしょうか?
研究や開発する上で、労災リスクは伴うものです。
もちろん工場に比べればその確率は低いですが、工場以上に危険な化学物質との接触→薬傷
のような重症になる可能性があるのも事実です。
大手企業では徹底的に安全教育が実施されます一方、ベンチャー企業はその辺の教育は皆無です。
個人的には新卒でベンチャー企業への就職はオススメできないと考えています。
自己防衛の意識がベンチャー企業では必要不可欠だなと改めて感じたところでまとめとさせて頂きます。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!
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