
こんにちは! ツバサです!
先日、研究職と開発職の違いについて記事にまとめました。
僕自身はその両方をこなす研究開発職として働いていました。
今回は、研究開発職として働いてデメリットに感じたことを記事にまとめました。
この記事では、「研究開発職」に関する内容をまとめています。
「研究職」、「開発職」、「研究開発職」の違いについては以下の記事を御覧ください。
圧倒的に忙しすぎる

単純に「研究」と「開発」の両方を熟さないといけません。
僕も研究開発している時は、ものすごーく忙しかったです。
常に作業と納期に追われているイメージで結構です!
最初にお伝えしておきますね。
研究開発職ってものすごーく忙しいです!
ザックリ言えば、基礎研究から営業まで業務範囲が多岐に渡るので
仕事の絶対量が他の職種より多いです。
セミナーで知り合った他社の人と仕事の話した時に
なんか…仕事量ぜんぜん違うなぁ~って感じてしまいました。
セコい考え方にはなるんですけど
作業量に対する給与という考え方で見ると、割りに合わないまでは言わずとも
研究職や開発職の人に比べるとキツい職種になるかもしれません。

他の事業部の「研究職」の同期とほとんど給与が変わらないのに
仕事量に差があって、当時ちょっと嫌な思いをしました。。。
その分、めちゃくちゃスキルアップできるんですけどね!
コア技術の新規開発はできない

忙しすぎるが故に
新規の技術開発や本腰を入れた基礎研究みたいな仕事はできないです。
新規事業ではなく、軌道に乗った既存事業に向いた職種になりますね。
新規事業を立ち上げて今から軸となるコア技術を確立する!
という感じの仕事は研究開発職では難しいと思っています。
どちらかと言うと
既存事業で軌道に乗っていて、コア技術も確立してある事業向きです。
他社と差別化するために技術のブラッシュアップ(基礎研究)をしながら開発や顧客対応する
というイメージが近いかなと思います。
イチから技術開発して…みたいな仕事では決してならないでしょう…
ゼネラリスト化しやすい

特に大企業はこの傾向が強い印象です。
若い頃からあらゆる業務を広く熟すユーティリティプレイヤーみたいな存在なので
将来的に自分の専門性が高めきれない可能性があります。
ここからの話はバランスが大事だという前提ですが…
入社以来、ずっと基礎研究を続けた人
研究開発職で基礎研究も製品開発もマーケティングも営業も経験のある人
当然ながら「専門性」という切り口では前者の人の方が高いです。
研究開発職はキャリアやスキルの幅は広いものの、専門性が高く出来ないのでゼネラリストになりがちです。

どんなキャリアを望むかにも関係しますが
ゼネラリストは「転職市場」では比較的不利なので転職をご検討中の方はご注意下さい!
とは言いつつも、技術職なら分野がマッチしていれば大丈夫な印象もありますが…
将来的に営業等の別のキャリアを歩みやすい

先程のゼネラリストになりやすい
という話と近い内容ですが、将来的な人事異動で営業に転籍する可能性も…
技術的な知見があり、営業のサポート経験もある。
研究開発職で、こんなキャリアを歩んだ先にある出口の1つとして営業への転籍
という可能性があります。
皆さん、このキャリアについてどうお考えでしょうか?
僕はこのキャリアチェンジが怖くて転職してしまいました…
例えば10年以上、研究開発でキャリアとスキルを磨き上げて40歳手前
それまでのスキルやキャリアを捨てて
営業への人事異動なんて言われたら10年が無駄になっちゃいますよね。
日系企業のメンバーシップ雇用で会社の都合の良いように使い倒されかねないと感じてます。
圧倒的なスキルやキャリアを若いうちに形成する努力を重ねて、異動対象者にならないように
努めるしかないのかもしれません…
あとがき
如何でしたでしょうか?
「研究開発職」のデメリットの根源は、広すぎる業務範囲だと個人的に思っています。
若年層の段階からいろんな仕事に関わることは悪いこととは言いません。
ただし、ほぼ全部のセクションに顔を突っ込んでしまうので、将来的に専門性が高められず
ゼネラリストとなってしまう可能性があります。
そうなると最悪のケースでは、リストラ候補者になってしまう可能性もあると感じています。
どんな職業・職種にもデメリットはありますが、今回の記事の内容を参考に頂き、「研究開発職」について皆様の理解が深まれば幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!
他の記事も是非読んでくださいね~♪
コメント