BUISINESS

【大企業】大手メーカーに勤めて良かったこと4選

BUISINESS
ツバサ
ツバサ

こんにちは! ツバサです。

この記事では、約7年間大手メーカーに勤めて

良かったなぁと感じたことについて掲載しています。

この記事を読んで解決するコト

  • 大手メーカーに勤めるメリットって何があるの?
  • 大手メーカー勤務で良かったことは?

福利厚生や待遇面では皆さんのイメージ通りだと思いますが…

技術系の職種として入社した僕が感じた大手メーカーに勤めて良かったことを紹介したいと思います。

ツバサ
ツバサ

どちらかと言うと給与面や待遇面ではなく

研究者として良い経験だったり、仕事がしやすかったと感じたコトを中心の内容になります。

取引先とのやりとりがスムーズ

ツバサ
ツバサ

原料メーカーさん等のサプライヤーとの商談等

とてもスムーズに仕事することができました。

大手の看板を背負っているだけありますね!

メーカーで研究開発していると、製品化するにあたって原料メーカーさんと仕事するタイミングが発生します。

食品業界で例えると、ある物質Xが健康に良いという研究結果が出てきたとしましょう。

しかし、物質Xを試薬として製品(食品)に添加するわけにはいきません!

物質Xを自社の製品に配合するためには、物質Xをたくさん含む食品原料を使わなければなりません。

この時、いろんな原料メーカーさんにヒアリングして最適な原料を選定していきます。

ツバサ
ツバサ

こんな時、大手の看板を背負って話すと

取引先も快くスピード感を持って対応してくれます(笑)

恐らく中小企業相手だと、規模感も小さくなるので

原料メーカーとしてもロットを全部使用してくれるのか心配なのでしょう。

その点、大手企業の案件は比較的規模の大きな案件になりやすいですし

原料のロットが使用しきれなかったとしても全量買取といった契約もできたりするので安心感もあるのだと思います。

正直、会社のネームバリューも良く働いてくれたとは思いますが…(笑)

ツバサ
ツバサ

その点、ベンチャー企業だと

まず社名を覚えてもらって…

取引先として信用できるか審査されたりして…

結構、この辺のやりとりに時間はかかってしまう印象ですね。

自分の仕事が大規模のビジネスに繋がりやすい

ツバサ
ツバサ

日本全国商品だったり、世界中で販売されるような商品に携われたりできます。

自分の成果が規模の大きな仕事に繋がると思うとモチベーションも違ってきますよね!

とにかく規模感の大きな仕事に携われるのも、大手メーカーで働いていてよかったなぁと思います。

僕の場合は、開発した製品が大手コンビニ3社に同じカテゴリーの商品の材料として

採用になったことがあります。

仕事のインパクトで言えばこんな感じですが

ここで言う規模感は、売上や利益だけに限りません。

サイズやスケール感という切り口でも大きな仕事に関わることができるのです。

自分の開発した製品が月間で100トンとか、200トンとか…

日本中でこんなに食べてもらえるのか…

なんて思いながら工場に製造依頼した思い出があります(笑)

その後、ヒット商品にでもなったりしたら設備投資の話も出てきたりして…

当初5トンのタンクで製造していたけど、生産効率上げるために10トンタンク、20トンタンクに更新しよう!

なんて話になれば、スケールアップの実験なんかも発生します。

もちろん、工場や製造部と相談しながら進めますが

少なくとも大学で研究していると味わえないようなタイプの実験は大手企業ならではといった感じです!

専門性の高い社員が多いので、社内で何かしら解決策が見つかる

ツバサ
ツバサ

大手企業…

というか多角経営企業や多事業を多く有する企業が正しいかもしれません。

いろんな専門性の社員がいるので社内にヒントも多く転がっていたりします。

一般的に皆さんのお勤めの会社にはそれぞれ強みを活かした事業で勝負していると思います。

惣菜メーカーなら惣菜の専門家と知見を積み重ねて商品開発されているかと思います。

大手のメーカーの場合では、単一事業部ではなく

多事業部門で構成されていることが多いかと思います。

ツバサ
ツバサ

富士フイルムなんかだと

写真、化粧品、サプリメント、医薬品等、多くの事業部門で構成されていますよね!

事業部門が多いということはそれだけいろんな専門性の社員がいるということです。

実際に富士フイルムでは、写真部門で得られた化合物が医薬品に応用できた

なんて話も聞いたことがあります。

たとえ、単一事業の大手メーカーであっても社員数が多く在籍しているのであれば

それだけ多くの専門性のある人がいるかもしれないと考えることができます。

研究者が壁を越えられない時、全然違う業界の研究者からヒントを貰えることもあるということです。

こういったイノベーションみたいなことも大手メーカーの方が起きやすい印象です。

研究者としてスキルアップしやすい環境だなぁと常々感じていました。

実験を手伝ってくれる人がいるので仕事に集中できる

ツバサ
ツバサ

個人的に一番良かったなぁと思ったことです。

派遣社員さんやパートさんが実験を手伝ってくれるので

研究活動にすごく集中できました。

企業の規模はあまり関係ないかもしれませんが

大手メーカーの研究室って結構派遣社員さんやパートさんって多いんです。

僕が居た大手メーカーでは以下のような仕事は彼らにお願いしていました。

派遣社員さん、パートさんにお願いしていたお仕事

  • 実験器具の洗浄、後片付け
  • 試薬、備品の在庫管理
  • ルーティンワークの分析、測定
  • その他、実験補助
ツバサ
ツバサ

実験の内容を考えたり、難しい実験や危険な実験は

僕たち、研究員が行っていました。

あくまで派遣社員さんやパートさんのスキルが…みたいな話をしたいわけではなく

業務内容で棲み分けていたのでお互いに本来の仕事に凄く集中できますよ!という話です。

もちろん大手メーカーしか派遣社員さんを雇えないとも思っていません。

中小企業でも導入しているところもあることは知っています。

大手企業の方が人数をかけられるので比較的この恩恵を受けやすいのではないかと思い

今回良かったことに入れました!

あとがき

如何でしたでしょうか?

今回は、大手メーカーの研究・開発に携わっている方にとって良いことを僕なりにまとめました。

大手企業も中小企業も、どちらも一長一短かもしれませんが

技術系のお仕事に興味のある方は参考になったんじゃないかと思います。

ツバサ
ツバサ

最後まで読んで頂いてありがとうございます!

他の記事も是非読んでくださいね~♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました