
こんにちは! ツバサです。
大手企業での仕事はとにかく規模が大きい仕事ができる
というのは結構有名な話だと思います。
今回は、僕が携わった仕事のうち規模の大きな仕事について記事にまとめました。
大手コンビニの商品を開発(CVS案件)

販売数量、利益
どちらをとっても最大のインパクトだったのはコンビニ案件!
食品業界で開発するなら花形のお客様だと思います。
2020年時点において、食品業界の中で最も大型顧客はなんと言ってもコンビニだと僕は思います。
コンビニは今や生活インフラの一部であるとさえ考えることが出来ます。
多少の偏りはあれど
日本中の売り場面積のうちコンビニが占める割合というのは大きいものがあります。
結局、小売店にどれだけ置いてもらえるかが食品においては勝負になってきます。
コンビニ案件で採用を勝ち取れば、日本の売り場面積の過半数とまでは言わなくても
大きな割合で商品を並べてもらえることになります。

商品を陳列してもらえる面積が広いので
販売数量が他の顧客や媒体に比べて伸びやすいということです。
これは、BtoB企業であろうとBtoC企業であろうと関係ないみたいです。
結局は棚の取り合いなんです!
町のスーパーマーケットに細々と営業して商品を並べてもらうより
セブンイレブンの商品に使ってもらったり、自社商品をセブンイレブンの棚に置いてもらう方が
断然、大型案件になるということです。
なんせ、全国規模ですからね!
嗜好品ではなく、主食になるような必需品の材料の開発(主食案件)

スイーツ等の所謂、嗜好品よりも
生きていくために必要な必需品の方がトータルとしては大きな仕事になりやすいです!
僕が大企業に居た頃は、加工食品、惣菜、スイーツ、パン業界のお客様が多かったのです。
そんな業界のお客様を相手に頑張ってきた僕の経験から申しますと…
業界の違いによるボリューム感
- 利益率で言えば、スイーツ系等の嗜好品が高い
- 数量で言えば、惣菜系等の必需品が多い

あまり詳しい話は守秘義務もあるので話せないのですが…
ザックリと数量重視は食事で食べる必需品系
利益率が高いのはケーキやお菓子等の嗜好品系
こんな感じのイメージでOKです!
とは言え、食品業界は他の業界に比べて(どちらかと言えば)薄利多売なので、数量勝負なところもあります。
そうなると…
多少利益率が低くても数量が出れば利益総額という意味では必需品の方が大型案件だということです。
主食系や飲料系となれば、数量が超大型案件になるので
本当に大きな仕事になるはずです。

主食ではないかもしれませんが
僕もマクドナルドの商品材料として開発品が採用になった際
結構、利益も数量も大型案件で大変でした。
もちろんやりがいもありましたけど(笑)
スターバックスのドリンク材料の開発(外食・飲料案件)

食品の中でも特に利益が出やすい飲料
その中でもスタバの商品開発はたくさん儲けさせて頂きました(笑)
皆さん、お気づきだと思いますが…
スタバって高いですよね~(笑)
世間では、雰囲気代とか何とか言われておりますが
スタバに材料を開発して納品していたサプライヤーの立場から述べさせてもらいますと…
皆さんが高いお金を払って頂くおかげで大変儲かりました!
多の食品関係の顧客に比べても、原価率が低く開発できるのがスターバックスのイメージです。
その分、競合他社も必死なんですけどね…

イメージでの説明、恐縮ですが
原価100円の製品を
他のお客さんは200円で買ってもらえたとして
スターバックスは350円くらいで買ってもらえるイメージになります。
飲料自体、原材料のほとんどが水なので利益が出やすいのに
さらにそれを高く買って頂けるスターバックスさんは非常にありがたいお客さんです。
※その代わり、他のところでいろいろとややこしいお客さんでもあるんですが…(笑)
もちろん、スターバックスも全国展開なので販売数量も大きく見込めますし
実際、結構大型案件として増産対応なんかもやった覚えがあります。
あとがき
如何でしたでしょうか?
今回は、僕が携わったことのある中で大きな仕事だったなと感じたものを紹介しました。
コンビニに自分の開発した製品が並んでいたり、スタバのコーヒーに自分の開発品が配合されている。
そう考えるだけで嬉しいものですよね。
嬉しいと感じるものは他人に自慢できる=全国規模商品ということ
つまり、大きな仕事だと僕は思っています。
販売数量や利益率なんて言っちゃうとコンビニだったり、飲料だったり…
という話になりがちなのですが、どんなカテゴリーでも開発する楽しさは実感できます!
食品業界を目指している方がいらっしゃいましたら参考にして頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます!
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